2025年4月の値上げラッシュ…家計への影響は?
2025.04.04
皆さま、いつも大変お世話になっております。
FP目線でお役立ち情報を月1回発信させていただく本コラム、第32回となる今回は、仙台の独立系ファイナンシャルアドバイザー法人、株式会社レバークの大竹が担当いたします。
2025年4月、ビールや食品、サブスクリプションサービスなど、日常生活に密接に関わるものを中心に、多くの商品やサービスが値上げされ、家計負担の増加が避けられない状況となっています。これにより、家庭の支出が増加することが予想されます。本記事では、どのようなものが値上げされ、家計にはどのような影響があるのか、さらに生活費を抑えるための対策について考えていきます。
値上げされる主なもの
1.ビール・酒類の値上げ
アサヒビールやサントリーなどの主要メーカーは、2025年4月1日からビールやチューハイの価格を一斉に引き上げました。店頭価格で5%~11%の値上げとのことで、家庭での晩酌に影響が出そうです。
2.サブスクリプションサービスの値上げ
動画配信サービス「ディズニープラス」は、スタンダードプランの月額料金を990円から1,140円へ、プレミアムプランを1,320円から1,520円へ値上げしました。定額制サービスの料金が上昇することで、娯楽費の増加が避けられません。
3.食品・日用品の価格上昇
原材料費や物流費の上昇に伴い、食品や日用品の値上げも続く見通しです。特に輸入に頼る小麦製品や乳製品、調味料などは、今後さらに価格が上昇する可能性があります。
物価上昇がもたらす家計の変化
それでは、これらの値上げは家計にどのような影響を与えるでしょうか?
・食費・日用品費の増加
食料品の価格上昇は、毎月の食費に直接影響を及ぼします。さらに、酒類の値上げにより、晩酌の頻度や飲み方の見直しが必要になるかもしれません。
・固定費の負担増加
サブスクリプションサービスの料金が上がることで、毎月の固定費がじわじわと増えていきます。小さな値上げでも積み重なると大きな負担となります。
・娯楽費の削減が必要に
生活必需品の値上げが続くと、娯楽や趣味に使えるお金が減り、外食や旅行の頻度を抑える家庭が増える可能性があります。
生活費を上げないための対策
値上げが避けられない状況の中、家計の負担を減らすためにはどのような対策が有効でしょうか?
1.固定費の見直し
・使っていないサブスクを解約し、コストを抑える。
・電気・ガスのプランを見直し、安いプランに切り替える。
・スマホを格安SIMに変更し、通信費を節約する。
・加入保険を見直す。
2.食費の節約
・まとめ買いや特売を活用し、無駄な出費を抑える。
・外食を減らし、自炊を増やす。
・ふるさと納税を活用し、米や肉などの食材をお得に入手する。
3.お得な買い物術を活用
・ポイント還元率の高いクレジットカードを利用する。
・キャッシュレス決済のポイント還元を活用。
・フリマアプリやリサイクルショップを利用し、安く商品を手に入れる。
4.副収入を得る
・メルカリやラクマで不要品を売る。
・クラウドワークやアンケートサイトでお小遣い稼ぎをする。
・趣味を活かした副業(ハンドメイド販売、ブログ運営など)を始める。
値上げ時代を乗り切るために
2025年4月の値上げラッシュは、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。しかし、固定費の見直しや節約の工夫をすることで、家計へのダメージを最小限に抑えることが可能です。
保険の見直しや効率的な貯蓄の仕方、各家庭に合わせた家計やりくり術など、ご興味のある方は、地元仙台のお金のプロである株式会社レバークにご相談ください。
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