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いざという時に備える!災害時のための賢い経済的準備

2024.10.01

災害に備える女性

皆さま、いつも大変お世話になっております。
FP目線でお役立ち情報を月1回配信させていただくコラム、第26回目は仙台の独立系ファイナンシャルアドバイザー法人、株式会社レバークの菅野あずさが担当いたします。

今回は「災害発生時の経済的備え」がテーマです。
自然災害は予測不能なものでありますが、万が一に備えて準備をすることはできます。
2024年元旦の能登半島地震は記憶も新しく、災害に対する備えは日々の生活に欠かせません。
災害時における経済的備えに焦点を当て、日常生活で役立てられるマネーリテラシーの知識をお伝えします!具体的にどんな準備をしたら良いか参考にしてみてください。

 
緊急資金の準備は重要!
災害発生時、最も基本的かつ重要な対策は緊急に使用できる資金の準備をすることです。少なくとも生活費の3~6ヵ月分の貯蓄を目安に、すぐに引き出し可能な資金を確保することが理想です。昨今の台風や大雨による被害を見ると、予想以上の損害を受けることもあり事前準備の重要性がわかります。これらの資金は、家族が生活を立て直すための足がかりとなります。

適切な保険の選択
家計に無理なく適合する保険を選ぶことは、災害リスクを管理するうえで不可欠です。地震保険・火災保険の水災の補償など、自然災害特有の損害保険はもちろんのこと、家計に見合った生命保険の見直しは家計を管理する上でとても大切です。
家族構成や住環境が変化するタイミングで見直し、カバー範囲が家族のニーズに合っているか確認しましょう。また、災害発生時に迅速に対応できるよう、保険金の請求手続きをあらかじめ理解しておくとさらに安心です!

資産の分散配置の検討も◎
全ての貯蓄を一つの銀行に預けるのではなく、複数の金融機関に分散しておくことはリスクを分散し安全性を高める方法の一つです。
最近のサイバー攻撃の増加や特定の金融機関のシステム障害の事例を見ると、複数のオプションを持つことの重要性が分かります。

家族間で緊急時の計画をする
非常時の行動計画を家族全員で共有しておくことはとても重要です。特にお子さんがいる家庭では、連絡方法や避難経路、集合場所を決めておくことで、実際の災害発生時に混乱を避けることができます。子どもたちにも、日頃から適切な行動を教育することが家族全員の安全を守るためには必要不可欠です。

時事ネタとしての自然災害の取り組みにも注目を
2024年に入ってから、日本政府は災害対策のための新しいアプローチとして、AI技術を利用した災害予測システムの開発を加速しています。これにより、地震や洪水の予測精度が向上し、より早い段階での避難勧告が可能になると期待されています。日頃から社会のニュースに関心を持つことも災害に備える一つの方法かもしれませんね。

 
家族や自分の生活を守るために、経済的な備えも忘れずに!
自然災害に完全に備えることは難しいかもしれませんが、経済的な準備を含め、可能な限りの対策を講じておくことが、不測の事態に強い家庭を作る基盤となります。

緊急資金の準備や保険の見直し、資産の分散配置は、専門的な知識を持つファイナンシャルプランナーにご相談いただくことで、皆さまの選択肢も増えるはずです。

我々は皆さまそれぞれに適した方法をご提案させていただきますので、ご不明な点がありましたら是非一度、株式会社レバークへお気軽にご相談ください。
ご家族の安全と将来の安定のために、今日から準備を始めましょう!

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